専門用語
制限語彙やシソーラスの分野というのは、専門用語がで中心になっており、専門分野で勉強していない担当者にとっては非常にややこしいものという位置づけがなされているのではないでしょうか。ホームページ作成にあたり、こう言ったものは基礎知識として身につけているかどうかという点で、作成されるページにも影響が出てくると言えるでしょう。まず「優先語」=PT:Preferred Termというものを説明していきましょう。これは、受容用語=accepted term、受容価値=acceptable value、件名標目=subject headings、ディスクリプタ=descriptorとしても知られており、全ての関係の定義の軸とされているものと言えるでしょう。次に「変形語」=VT:Variant Termを見てみましょう。これは、エントリー用語=entry terms、非優先語=non-preferred termとしても知られており、優先語の同義語や、相当する言葉として定義されているようです。さらに「広義語」=BT:Broader Termというのは、優先語の親と表現されており、階層の1つ上のレベルにあります。更に「狭義語」=NT:Narrower Termというのは、優先語の子として扱われ、階層の1つ下のレベルにあると言えるでしょう。また「同義語」=RT:Related Termは、結合関係によって優先語につながるものとされ、「使用」=U:Useというのは、インデクサーとユーザーを対象とした技術として構文を採用しているとされています。他にも「優先関係」=UF:Used Forというのは、言葉の相互関係を示すものとされ、優先語に対する変化形の全てをリスト表示するために使用されるものと言えるでしょう。最後に「スコープノート」=SN: Scope Noteを見てみましょう。本来であれば優先語を定義すると言ったものではなく、可能な限り言葉の曖昧さと言ったものを取り除き、限定した意味を伝えることが目的とされているものと言えるでしょう。以上を見ると、語義の世界の中心には優先語が存在していることになりますが、優先語として扱われていた言葉でも、例によっては広義語、狭義語、関連または変形語として表示されることもあるということがわかるでしょう。基本的な知識を身につけておくことで、初歩的なミスを減らしていくことは、ネットビジネスにおいては大きな積み重ねになっていくと言えるでしょう。