SEOのキホンのき
一昔前、一世風靡したかのように思われた「携帯電話」ですが、現代ではさらなる進化を続け「スマートフォン」という姿で広く普及しています。従来までは単なる伝達手段の一つというツールとしてしか利用されていなかったものですが、現代では伝達手段という働きのほか、もはやパソコンの機能を搭載したものと言えるでしょう。この発展により、インターネット利用は手元のスマートフォン一つあれば可能になったのは驚くべき発展と言えるのではないでしょうか。私たちの生活の変化はもちろんですが、検索エンジンの情報収集方法というのも従来のパソコン主体のものからモバイルサイトを主体としたものに変化していると言われています。しかし、SEOの形態や概念というものが全て変わるというわけではなく、対策のベクトルが単に、モバイル専用ページへと移行しているというだけとも言えるでしょう。従来通りパソコン専用のサイトの評価もまだまだ重要ということは間違い無いでしょう。最近「モバイルファーストインデックス」という言葉を耳にするようになりましたが、主体が全てスマートフォンになったということではなく、情報収集のための方法とベクトルが少し変わったというだけで、基本的に評価に対して大きな影響を与えるものではないということを抑えておくと良いでしょう。検索エンジンの運営側も、実際に大幅な順位変更になってしまわないよう、サイトを公開する準備ができているということを確認した上インデックスするように対策がされていると言います。全く今まで通りということもないのが正直なところですが、基本的にユーザーにとって良い環境のサイトと、モバイル専用サイトを作るように心がけておくことができれば、SEO的には大きく影響はないと言えるでしょう。再び利用したいと思うサイトというのは、閲覧媒体に関係なく、しっかりと評価がされていくのではないでしょうか。